2011年11月20日日曜日

■「Iリーグ最終戦 ロスタイムのゴール」

試合後の記念撮影、幸せな時間。



















Iリーグ KEIO-B 第3節 vs日本体育大学A


13:00 @日本体育大学グラウンド


○2-1(0-0)日本体育大学A
【得点者(アシスト者)】
63分 慶大 杉野健佑(小林剛)
81分 日体大 52番
90+2分 慶大 杉野健佑

Iリーグ最終戦。
劇的な勝利。毎年、何故だか最終戦は、笑顔で終ってるような気がする。
立ち上り10分は完全に日体大に押し込まれる。ただ、ここを守り切れたことが大きかった。ポゼッション率は低かったものの、前線からのDFの意識が非常に高く、高い位置からのプレスが効いて、ショートカウンターで何度かチャンスをつくることが出来た。
試合途中から、日吉から練習が終ったトップチームの選手が応援に駆け付けた。彼らの存在が、ピッチの選手達に勇気を与える。後半18分、秋人の素早いリスタートから小林がサイドを抜け出しセンタリング、交代出場の杉野が合わせて先制に成功。その後は、慶應が両サイドで押し込み何度か決定的なチャンスをつくる。75分には左サイド並木のドリブル突破からPKを獲得。多分、本来であれば蹴らないであろう4年生の遠藤が蹴る。しかし、失敗。逆に、81分にはFKを直接豪快に決められ同点に追いつかれる。このままでは絶対に終れないと、選手そして、ベンチ、スタンドの心が一つになる。ロスタイム、左サイド遠藤のセンタリングを杉野がゴールにねじ込み勝ち越しに成功し、試合終了。Iリーグの順位決定戦だが、優勝したかのような歓喜。やっぱり真剣勝負ってのは、いいなと思う。対戦相手の日体大にも感謝しなきゃいけない。そして、誰よりもチームのために戦ったグラマネ、出場できないメンバーや女子マネ、そして応援に駆け付けたトップチーム、この環境は決して当たり前ではない。トップからCチームまでが、一丸となれる、これが慶應の強みであり、他の大学にはないsomethingだと信じている。
終りよければ全てよしとは、良く言ったものだ。ただ、日々の練習から、今日の試合くらいに気持ちを入れて、極限に近い状態で練習に取り組むことができれば、もっともっと上手くなれるし、強くなるはず。

【慶應先発】
GK 正岡遼(4年・川和高)
DF 並木凌介(1年・國學院久我山高)
DF 林賢一郎(4年・ジェフユナイテッド市原・千葉U-18)
DF 馬場達月(3年・サレジオ学院高)
DF 池永和将(1年・慶應義塾ニューヨーク学院)
MF 田村裕貴(2年・慶應義塾高)
MF 鈴木達也(3年・都立駒場高)
MF 紫垣健太郎(2年・慶應義塾湘南藤沢高)
MF 河合秋人(1年・慶應義塾高)
MF 小林剛(1年・鎌倉高)
FW 平戸奨眞(1年・暁星高)

【慶應サブ】
GK 増川翔太(1年・柏レイソルU-18)
DF 山田慎(2年・湘南高)
DF 横山彰輝(1年・渋谷教育学園幕張高)
MF 遠藤智也(4年・慶應義塾ニューヨーク学院)
MF 竹尾友佑(2年・慶應義塾湘南藤沢高)
MF 大塚俊(1年・富山第一高)
FW 杉野健佑(1年・東京学芸大学附属大泉校舎)

【慶應交代】
62分 平戸奨眞→杉野健佑
69分 河合秋人→遠藤智也
69分 紫垣健太郎→大塚俊
77分 小林剛→山田慎
85分 田村裕貴→竹尾友佑























4年生全員を胴上げ。

















【所要時間:40分】今日の試合は、忘れない。